独自の「ワンマシン=ワンマン」生産体制
製造ブレーンとしての長年にわたる実績の中から、当社は独自の「ワンマン=ワンマシン」による生産体勢をつくりあげてきました。生産設備の自動化が進む現在においても、頑固にこの体制を維持する理由は、『人間と機械の調和』こそが理想の製品づくりにつながると考える、当社の姿勢にあります。この結果、当社の製品一個一個に技術者が責任を持ち、高信頼・高品質を保証する“高度な技術の蓄積”が可能となっているのです。
トータルな一貫生産体制
たとえ、蓄積された高度な技術があっても、これらを統合するトータルな生産システムがなければ、製造ブレーンとしての総合力を発揮することはできません。当社では、材料受け入れから各種機械加工・仕上げ・検査にいたる一貫生産体制を実現し、「高精度・短納期・最適コスト」の要求に応えています。
生産工程のオンライン化による高度な品質管理・品質保証
当社では製品一個一個に対して、どの技術者がどのパートを担当し、どのような工程を経て最終製品となったかという詳細な製造データがオンライン化によりタイムリーに集計され、日々記録されています。この結果、たとえ製品納入から長年月を経ても、過去にさかのぼって個々の製品をトレースすることのできる、高い品質管理・品質保証体制が整えられています。製造パートナーとしての信頼に応える、当社の“技術”の一つです。
“幅広い技術とスピード” , “生産システムの構築とオンラインによる工程管理”
首藤鐵工所は、人が機械につかわれるのではなく「人の技術が機械を生かす」をモットーとしています。そうした考え方から生まれたのが、独自の「ワンマシン=ワンマン」による生産システムです。このシステムでは、技術者一人一人が担当する工程に責任を持ち、加工から検査まで行い、次の工程へ渡していきます。これにより、各工程で品質がつくり込まれていく高度な生産体制を確立するとともに、技術者の専門性・技術力が日々高まっていく「技術の蓄積」も可能になりました。製品をつくるのは、機械ではなく「人」です。首藤鐵工所のモットーは、今後も変わることはありません。
【生産フロー図例】